健康への仕組み化
- マルフクメディカルフーズ
- 5月4日
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知らない間に仕組みがされて、健康になるならそれは一番良いことかもしれません。医療、統計の専門医の大平哲也先生の著書によると、「仕組み化」というのは、自分の意志力や行動に関係なく「生きているだけで健康になっていける」状態のことを指すそうです。そして、仕組みづくりの柱を①食事習慣を変える、②自然と運動できる強制力を付ける、③ストレスを減らすように人と関わる事の三つとしています。国は様々な研究報告から、今の日本人に必要な目標を健康づくり対策として計画して、県や市町村はその方策を実施していますが、ほとんどの方は知り得ていないのではないでしょうか。①の食事習慣について:どんな食事が良いかはよくわかりながら、我々は食欲に任せて、塩分が多く、また脂っこい食事を選んだりしていませんか、考えるに、野菜とn3系脂肪酸の重要性はどの疾病でも拒否されることはありません。即ち、魚介類と野菜の多い食事が良いかと思われます。埼玉県の坂戸市では、大学の研究の成果から、葉酸の重要性を認識し、パンに配合して売り出し、また、サプリ米として葉酸が自然と食に取り入れることを容易にし、その結果市民の医療費の削減が実行化されています。行政と大学の研究機関の仕組み化ができており、知らず知らずのうちに市民は健康を取り入れています。ちなみに葉酸とはビタミンB群の一種で緑の濃い野菜に多く含まれており、妊娠期前の女性には特に必要な栄養素です。何十年か前に坂戸市に行った時に葉酸パンを購入しましたが、美味しくいただきました。②については、運動が良いというのは自明の理ですが、行政としての強制力はさほど大きくはありません。運動したらご褒美として何かがもらえるという民間企業の仕組みがあります。最近知人の紹介で、歩数が目標値を上回ったら、飲料をプレゼントしてくれるアプリを携帯に入れました。俄然ご褒美をもらおうと、単純に歩数が多くなっています。これが仕組み化です。③について、ストレスは「気持ち」、「体」、「行動」と言った自分の弱い所に出てきます。私は知らない間に「体」に出るタイプかもしれません。そして、その解消方法を知ることです。笑いや、食欲、友達とのお喋り、地域や近所の方との関りでストレス解消を促しますが、著者は「有難う」と言いましょうと結論付けています。「有難う」と毎日感謝の心を持つことが健康になる小さな習慣だと、これが心の仕組み化になれば、幸せにつながるかもしれません。

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