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心臓病を大切に

  • 執筆者の写真: マルフクメディカルフーズ
    マルフクメディカルフーズ
  • 6月15日
  • 読了時間: 2分

 今年、令和7年は昭和100年ですが、野球の神様と言われた長嶋茂雄さんが亡くなり、昭和は遠く寂しくなったと感じました。私の家族はアンチ巨人でしたが、巨人のONの活躍には目を離せませんでした。その長嶋さんが70才手前に脳塞栓症で倒れ、後遺症が強く出ていましたが、恐らく心臓を取り巻く冠状動脈に血栓ができてそれが、脳に飛んだと思います。

厚労省の2023年の人口動態統計によると心疾患の死亡者数は約23万1千人、50代以降の死亡原因の第2位となっています。年を取るにしたがって、心臓が衰えてくるのは事実です。各人の衰えのスピードは違いますが、意外とスポーツをしている方の心臓もそれなりに、衰退しています。

 名古屋学芸大学の下方浩央先生によると、「今や、日本人の心不全の患者数は約120万にまで増え、悪性腫瘍の患者が約100万人ですから、ある意味心臓病は癌より怖い病気とも言える」と主張されています。前にも報告しましたが、我々の無料の特定保険診療には心電図検査は入っていません。人間ドックをしなければ、一年に1回も撮影されませんので、この検診に入れて欲しいです。では、その心臓が年とともに弱るのを食い止めるためにはどうすれば良いのでしょうか!心筋梗塞の発症リスクを抑える食べ物がビタミンDと言われています。外国の研究ですが、ビタミンDを摂取している高齢者は摂取していない高齢者と比較して心臓病の発症を抑制したという報告もされています。ビタミンDは骨粗鬆症で処方されていた方もおられるかもしれませんが、骨へのカルシウム吸収を助けたんぱく質の合成を促し、今や日本人の大半が不足しているビタミンと言われています。(大昔、小学校の頃、肝油を飲まされた記憶があります)。脂溶性ビタミンですので取り過ぎもいけませんが、食物摂取基準(2025)では男女共9㎍/日程度ですが、肉には含まれず魚に多いので、特に鮭は33.0㎍/100g、身欠きニシン50.0㎍/100g、鰯32.0㎍/100g等で白身魚より青魚に多く、一切れで一日分がカバーできます。植物性食品ではキノコ類、そして太陽光に当たることです。夕食は鮭とキノコの包み焼きでもしましょうか!


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