EARTH FOODS25(アースフーズ25)
- マルフクメディカルフーズ
- 16 分前
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今、大阪で1970年以来、55年ぶりに万博が開催されています。それと同時に、日本が培った食の知恵、技術の中から25の食品を選定して、世界と共有したい、食の未来をよりよくするための物として発信しています。何が選ばれているか、興味はありませんか?それらは以下―米粉、餅、豆乳、高野豆腐、あんこ、大根、わさび、山椒、かんぴょう、こんにゃく、抹茶、香酸かんきつ(柚子、橙、かぼす、すだち)、梅干し、椎茸・干椎茸、昆布、わかめ、海苔、寒天、ふぐ、すり身、かつお節、麹・種麹、日本酒・本みりん、醤油・味噌、野菜の漬物―の25種類になります。これらを選択した視点は、美味しいのは当然ですが、日本の文化に根差し、安定的な供給ができ、栄養的にも色々な価値があり、料理にもアレンジがしやすい、即ち多様な料理に使用され、料理が豊かになるという10の視点から選んでいます。世界的にも和食がもてはやされ、日本の食材が世界の料理を豊かにしているのは事実です。昆布やかつお節の出しから発展して、今や、調味料として山椒、わさび、柑橘類は世界の料理に使用されています。そして、わかめや海苔の海藻類は、海の雑草(sea weed)から、海の野菜(sea vegetables)と注目を浴びています。それは地球の温暖化の影響から、海藻は二酸化炭素を吸収するということで、これらを食べる事に興味がいくようになりました。その他、植物性たんぱく質の高野豆腐、豆乳も忘れてはなりません。かんぴょう、こんにゃくは、野菜から加工されて今や、日本ではどちらかというと積極的に摂取していないかもしれませんが、世界からはこんにゃくや海藻類は低カロリー食品として注目を浴びています。日本で忘れる事のなきよう、今回選定されていると思われますが、唯一気になる点は、先にも述べました地球温暖化により海藻類の不作が叫ばれていることです。特に海苔は取れなくて、高価なものになっています。将来海苔巻き寿司の文化はなくなるかもしれません。2025年の万博を機に選定されたこの25種類以外にも、日本の独特な食品を思い起こして、継続し、料理に反映していく事が日本の健康な料理の世界への発信になると思われます。

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