

ノロウイルスの怖さ
毎日食べる食物が食中毒菌に侵されているとは、誰も思いません。何故なら目には見えないのですから。大体、ノロウイルスは、10月から3月までに多いと言われていますが、現在では1年中、気を付けなくてはいけません。 先般、3月下旬、学校が春休みに入る前に、小・中学校の学校給食から多大な食中毒が発生しました。中々原因が不明で、究明に時間がかかりましたが、パンからという事がわかり、5日間、パン業者の休業指定がなされました。パンは、高温で焼かれているのでと、業者や市長は首を傾げましたが、パンの配送者の2人からノロウイルスが見つかりました。パンは汚染されてなくても、パンの袋やパンの配送箱など、彼らが触る色々な物が汚染され、児童や生徒の口に入ったと予想されます。ノロの菌は感染力が強く、数百個という少ない菌数でも感染します。大切なことは彼らが何故、ノロに罹患したのか、或いは保菌者になっていたのかの原因を確かめる事が必要です。異常があるのに仕事に従事していたことが問題です。ひょっとして家族が感染していたかもしれないですし、完全に体内から脱菌するまで確かめる事が必要で、

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4月13日読了時間: 2分


やはり腸活が大切
自分の免疫を強くして、予防しようと、コロナが流行してから強く言われるようになりました。免疫と言われても、直ぐには強くなるわけもなく、どうしたら良いかと、面食らいましたが、結局、毎日の生活習慣と食事を見直すことが第一とわかりました。即ち、毎日便通があることも一つの指針です。便通が良いという事は、腸が良く動いていることです。特に免疫機能に働く菌がいるのは大腸で、大腸の調子を良くすることが大切です。大腸の調子を良くするという事は、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の割合が適正で、より多く善玉菌を活発にすることです。長寿の街々を調査すると、酪酸菌を持っている人々が長寿であることがわかり、この酪酸菌を腸内で作る食事が大切であることがわかっています。酪酸菌は食物繊維や乳酸を餌にする善玉菌で、これが免疫機能を強くする主人公です。 毎日の食事の飯を炊くときに、米にもち麦を混ぜたり、玄米にしたりするのは食物繊維を増やすため、米にカルシウム剤を入れたり、にがりを入れてマグネシウムを増やすのは、栄養素の補給です。一日の食事に副菜、いわば5皿くらい必要ですという、食事バランスガ

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4月6日読了時間: 2分


ツナ缶の現実
アメリカの奇襲攻撃作戦により、あちこちで戦争が起こり、世界が混沌としています。石油が入って来ないという不安は、日本の経済の低下を意味し、あらゆる業界に影を落としていて、中小企業からは悲鳴が上がっています。我々消費者は、物価高騰にのみ目が行きがちですが、広範囲で苦しんでいる人々がいます。 そんな中で、魚介類の摂取不足や魚は値段が高いということを補足するという意味で、ツナ缶をはじめ、缶詰が再注目されています。食品成分表八訂によると、鰯、即ち真いわし製品としての缶詰が、水煮、味付け、トマト漬け、油漬けとあります。鯖缶は水煮、味噌煮、味付けと3種類ありますが、給食には値段が高いのでこれらの缶詰を使うことはなく、認知症予防レシピとしてn3系脂肪酸の多い鯖や鰯そのものを使用しています。これら以外に、使いやすい缶詰としてツナ缶があります。和や洋を問わずサラダ、サンドイッチ、ツナマヨとしておにぎりも好評です。ツナ缶と呼ばれるものはそうだかつおが主になり、味付けフレークと、油漬けフレークがあります。二つの間には前者のエネルギーが139kcal/100gに対し、後

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3月30日読了時間: 2分


TJDをご存知ですか?
いよいよ、中近東は戦争状態になってしまいました。イタリアでは冬季オリンピックに続いて、パラリンピックが行われているし、日本ではWBCと世界は広いですが、歌の歌詞ではないですが、世の中難儀な事ばかりです。 一方、我々は、この物価高の中、安くて美味しいものを求めています。何に美味しさを求めているかは、個人差がありますが、美味しさの追求が過ぎて、身体が悲鳴を上げることは良くないことです。若くても、年をとっても偏った食べ方は、色々な検査値が異常を示しますが、身体は痛いとも痒いとも症状が出ないので、一年に1回の特定検診を勧めています。いわゆる生活習慣を是正すると、その数値は改善するかもしれない、一番の基礎疾病が肥満です。相撲取りの皮下脂肪より、内臓脂肪の多い肥満が良くないことで、特定検診は腹囲を測定しています。肥満を放っておくと、高血圧、中性脂肪、LDLコレステロール、尿酸値が次々とドミノ倒しの様に高くなっていきます。その食事指導がTJDというものです。 先日テレビで放映されて、ギクッとされたかもしれませんが、The Japan Dietと言われるもので

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3月23日読了時間: 2分


薬より食事改め春一番
以前 から長寿食は和食と地中海式食事と言ってきましたが、それぞれに長所、短所もあり、二つの長所を掛け合わせた地中海式和食なるものが提言されています。今や、昔からの和食の食材は形を変えてフランス料理に、日本ではパスタに明太子やシソ、海苔を合わせた和風パスタなど、環境や地域に応じた変化をしています。地中海式和食は魚を中心にオリーブオイルを使い、塩分を控え、脂っこい肉食は控え、新鮮な野菜、果物、豆類、ナッツなどからビタミン類も豊富に摂取する事です。逆に、砂糖、果糖の多量な摂取は容認していません。これらの地中海式和食の食形態を続けていると、長期に薬は飲まず、生活習慣の変容、即ち毎日の食事の改善から身体は良くなるのではと思うこの頃です。 腸活に詳しい石黒医師が長期に飲まない様にと提言している薬が①糖尿病薬、②骨粗鬆症薬、③LDLコレステロールを下げるスタチン、④睡眠薬、⑤痛み止めのロキソニン等の5種類です。案外医者は患者の普段の食事も聞かず、数値だけ見て簡単に薬を出して、患者も長期に飲み続けますが、長期飲用による副作用が大きいのです。...

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3月16日読了時間: 2分


やはり、exercise is medicine(運動は薬だ)
今更ながらですが、健康になるための要素は「食事(栄養)、運動、休養(睡眠)」と言われて久しいです。この中で、目標を適正に保つには、何が難しいかというと、個人差があるかと思われます。もし、入院することになると、病院側は患者に、なるべく入院日数を少なくして、早くにリハビリ、或いは運動することを要求します。透析をしている人にも運動を勧めています。 高齢期になると、臓器は疲れてきて、病気でなくても、臓器の検査値は悪くなってきます。肝臓や腎臓に負担をかけない食事が必要ですが、それを助けるためにも日ごろの運動は必要という事です。腎機能が落ちてくると、安静が推奨されますが安静により筋肉量が落ち、サルコペニアやフレイルになると、更に腎機能が悪くなってしまうからです。腎臓の寿命を長くする運動を東北大学名誉教授の上月先生が次の運動を推奨されています。①壁腕立て伏せ―壁に向かって立ち(50~70cm離す)、腕を曲げ壁に顔を近づける、5回で1セットを一日2~3セット。②足腰の大きな筋肉を強くするために、中腰スクワット3回で1セットを一日2~3セット。③仰向けになりゆっく

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3月8日読了時間: 2分


生活習慣の見直し
今、日常生活をしている時に気になる点はありませんか?仕事の事は勿論、家庭の問題、経済的な事、子供の進学等、諸々の事が気になりますね。気にし過ぎるあまり、メンタルをやられますと、その心的苦労が病気を誘引しますので、あっけらかんと、また、ケセラセラと開き直る事も必要でしょうが、それが出来たら苦労はしませんが。 仕事から解放されると、その分、自分に向き合う時間が多くなり、毎日の変化に敏感になります。若い頃は自分の事は後回しで、病院に行ったこともなく、毎日、時間に追われていました。職場の健康診断の検査項目の結果も、全く気にしてもいませんでした。しかし、年が経過した今では一か月内に行く病院も多岐にわたり、定期検診が目白押しです。私たちの仲間内では、病院やクリニックのどこが良いかの話になり、口コミで良い病院やクリニックの噂が広がっています。しかし、考えると、病気には急性と慢性があり、コロナやインフルエンザは急性で発熱がありと、薬は必要ですが、慢性の病気に関しては、一度、頭を冷静にして、生活習慣の変容と食事で改善できないかと考える事も必要でしょう。薬の多飲は

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3月1日読了時間: 2分


患者と医師〜その後の報告
医師との話により、結局、骨粗鬆症の薬の有無は検査結果により判断しましょうと言うことになり、あれから骨密度検査を受ける事になりました。整形外科の医師が言うには、骨粗鬆症の薬を4~5年飲むと副作用が出始めるらしく、歯科医師は嫌がると言ってました。4年ぶりの骨密度の結果は上がっていましたが、若い人と比較するとまだまだです。しかし、これは薬のおかげかどうかは分かりませんが、腰より大腿骨の状態を良くしなくてはなりません。歩きなさいと言われました。考えるにコロナで運動教室が閉鎖になり、それ以来、機械を使っての運動はしなくなりましたので、大腿骨の筋肉は落ちたのを自覚できたので、機械を使って大腿骨に負荷をかける運動も必要ありそうですが、骨粗鬆の薬は回避できそうです。 一方、国立長寿医療研究センターから次の報告がありました。高齢者の身体的フレイルの予防には中年期からの欠食習慣の改善が重要である可能性が明らかになりました。即ち、高齢期に骨粗鬆症も含めた生活習慣病に対処するためには、中年期からの規則正しい食習慣が必要であることがわかってきました。今更、反省が先には立た

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2月23日読了時間: 2分


冬の健康
今冬の寒さは日本では尋常ではないと思いながら、大阪では雪は降っても積もりはしない状況です。昔を思い出すと、雪も積もり、もう少し寒かったのかと。私自身は冬生まれなので、暑さより寒さには耐えられると、室温もあまり高くはしていません。しかし、インフルエンザが、また、再流行してウイルスには対抗できていません。個人的な手洗い、うがい、消毒をしっかり対処するしか術はありません。高齢者の周りでは、「しもやけ」になったという声も聞こえてきます。昔は良くありましたが、今では死語になりかけていませんか?しかし、実際になっている人の手指を見ると、大きく膨れ上がっています。「痒いですか?」と聞くと、「痛い」らしいです。原因はたんぱく質、ビタミンCやEの摂取不足かと思われます。たんぱく質は身体を温めるエネルギー源となり、ビタミンEと組み合わせると、炎症や冷えをやわらげます。体を温める食材には生姜、ねぎ、ニンニクなどですが、嫌いな人も多いかもしれません。一方、たんぱく質と共に必要な冬の野菜は雪下野菜(ゆきしたやさい)が美味しいです。この野菜は、秋に収穫せずに雪の下や、土中で

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2月16日読了時間: 2分


患者学
思い起こすと、数十年前、あるNPO法人から学生への講義をしたいという希望がありました。内容は患者も賢くならないとだめですよという患者学でした。それを思い出されるような出来事が二件起こりました。 一、病院関係者からのズームの講義があるとのことで、案内され、半時間という短い講義を受けました。歯科医からの提言の中で、「骨粗鬆症薬を飲んでいる人に、顎骨壊死が起こる」というものでした。口内にはびこる悪い菌は、今では生活習慣病の素になると言われ、口内の衛生を大事にする事が言われて久しいですが、この事実は知りませんでした。同じズームを見ていた卒業生から義母がそうでしたと聞いて、びっくり。実は骨粗鬆症の薬を月に1回飲んでいます。歯科の治療を行うときにはこの薬を飲んでいると報告してくださいと書いてありますが、それを報告しても歯科医は何も言いませんでしたし、予防のために出してくれる医師もそんなことは言いませんでした。この薬を飲むと長い間飲み続けるので、症例に出ていた患者は20年間飲んでいたと。結果、この薬を飲むのを止めました。骨粗鬆症より顎骨壊死の方が怖いからで

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2月8日読了時間: 2分


面白い話
年始の挨拶も終わりましたが、年々賀状が少なくなります。本当に年始の挨拶だけで、話が続かず、後はメールやライン要請があったりします。 前島密(ひそか)による郵便制度が明治4年(1871年)1月24日にでき、3月1日から飛脚制度から今の制度に変更されてから、今年で155年が経過します。全てが、メールやラインで事は済まないのですが、はがきや封筒で手紙を送る方法が衰退の道を進むのかと思ってしまいます。 毎年、年末になるとある50代の卒業生から、次の年の干支をアレンジした小さな絵馬のようなものが届きます。毎年、来るかなぁと待っている自分が居て、あぁ今年も着いたと安心します。それにはとても長い1年分の自分の思いや家庭のことなどが書かれて、面白い現状に笑ってしまいます。決して思うような状況ではなく、母の面倒や息子の就職、家族の経済状態など身につまされる内容です。私はメールでありがとうと言うだけで、その返信はありません。年始の賀状は、彼女が賀状仕舞いをしているので、連絡もしなくて、ましてや今年は年末のお礼の挨拶も忘れていました。すると、一月の中旬に、長文のメー

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2月1日読了時間: 2分


噛む力を増強する
今年も、著名人の逝去が報告されています。昭和の色がだんだんと薄くなってきました。結局、死因は疾病が進んで、心臓が止まってしまいます。なるべく最後まで、自分の口から食べたいですね。では、食べるために口から入れる栄養について、今まで話をしてきましたが、食べ物が口にスムーズに入るための、嚥下力を強くするためにはどうすれば良いかを考えると、嚥下する前に、噛む力、顎の筋肉を強くする方法を考えなくてはいけません。 噛む力については、色々報道されて、昔に比較して、口や舌の体操も披露されています。何しろ喋ることが一番、また、歌を歌う事で、のどを鍛えましょう。そうなると、カラオケの趣味も良いことになります。次には、ガムやグミを噛むことで、噛む力を増強して、常に唾液を出せば、消化力も増すことになります。オーラルフレイルの方(口腔機能が衰えている方)は、健康人に比較して死亡リスクや要介護状態になりやすいことが報告されています。咀嚼機能を向上させるトレーニングでガムやグミをリズムよく、左右両側で均等に噛むことが良いと言われています。ガムは噛んでから捨てますが、グミは体

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1月25日読了時間: 2分


性差(ジェンダー)医療
正月が明けて直ぐに、びっくり仰天な事件が起きました。アメリカの暴走、戦争が起きるのではないかという懸念が広がりました。世界ではあちこちで紛争が起きていて、ウクライナとロシアの停戦が出来そうなのに、と、アメリカに期待していたのに残念至極と感じたのはきっと私だけではない筈です。国内に目を向けると、次から次へと懸念問題が起きています。今朝は、電子タバコで大麻を吸う若い人が増えているという事実にびっくりでした。 ノーベル賞のダブル受賞に喜んだ昨年、二人の先生方は、研究の予算が減らされているという問題提起をされました。今の政権は、今年の科研費予算は作年度に比較して188億円を増額しました。以前のようには増えていませんが直ぐにやることは重要です。一安心とは言えませんが、まだまだ研究予算の増額は必要だと感じます。また、年末年始に、Y新聞の「時代の証言者」で現在80代の循環器医療に生涯をかけて務められた天野恵子先生の生涯が記されました。性差(ジェンダー)医療、特に女性の医療に対して、更年期治療をはじめ、全国に広められた苦労は今、確認されています。それに対しても女

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1月19日読了時間: 2分


痛みとホルモンの関係
年齢の節目になると、男性、女性を問わず体の節々に痛みが出る事があります。女性の場合は更年期になりますと、女性ホルモンのエストロゲンが少なくなり、手指の関節、肩、膝や腰に痛みが出てきます。その他に更年期では今までとは違った症状が出始め、体調が極端に悪くなる方が多くなります。女性ホルモンが次第に少なくなるので、致し方ないとはいえ、個人差があるもののそれを防ぐには、エストロゲン用物質が含まれる大豆製品を摂取する事です。サプリメントもありますが、まずは食生活の改善に努めたいものです。毎食大豆製品を摂取することで、LDLコレステロールが下がったり、血圧が安定したりと検査値が良好になるには少し時間がかかりますが、結果は出てきます。一方、男性には更年期はありませんが、徐々に男性ホルモンのテストステロンの分泌低下で、女性と同じような症状が出てきます。女性の様に急激な変化がないために、そんなに重要視されませんでしたが、今では男性のイライラや無気力、不安感等の症状は更年期症状と言われるようになってきました。また、このテストステロンの特徴は、運動をすると高くなるという

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1月11日読了時間: 2分


和食への影響
新しい年になりましたが、皆様、ご健勝でお迎えのことと存じます。少しでも皆様の役に立つコラムを心がけていきますので、今年もどうぞ、よろしくお願いします。 毎年、地球温暖化の影響は計り知れません。その一つに、海水温の高さが問題となっていますが、私達は何をすべきなのか、身の回りの事で考え得ることは、ごみの分別化?食品の廃棄物は出さない?日常生活の中で無駄を出さない?このような事かと考え込んでしまいます。しかし、地球はもっと大きな規模で変化してしまっています。海水温の高さにより、海では昆布が育たなくなり、昆布の芽をウニが食べてしまい、ウニが多くなっています。ウニは昆布の旨味を体内にためていますので、ウニはとても美味しくなっているそうですが。 北海道の有名な昆布は、北前船で関西に運ばれ、関西の出し文化の主流になっています。しかし、大阪の昆布問屋の倉庫に、これらの昆布が入りにくくなり、貯蔵される昆布が少なくなっています。取れない昆布に対応するためには、養殖が勧められていますが、大阪南部の海岸で約40年前から小規模の昆布養殖が取り組まれてきています。細々と

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1月4日読了時間: 2分


がん対策研究所
先日、テレビで運動の必要性を訴えていました。癌になっても?または、癌にならないために?と、疑問が生じたので、調べてみる事にしました。 「がん対策研究所」では、2025年10月9日までの成果として、「中高強度身体活動と全がんおよび部位別がんの関連」が報告されています。それによりますと、今までの研究から、更に発展して、余暇以外の活動を含めた中高強度身体活動が、全がんおよび部位別がんのリスク低下をもたらすかどうかの検討を行っていました。即ち、過去の調査は余暇に行う活動に限定したものでしたが、今回は日常の生活も含まれています。その結果、男性では有意な結果は出ませんでしたが、女性ではWHOの推奨量に満たない運動でもそれ以上の運動でも統計学的に運動は有意にリスク低下をもたらしました。部位別では男性では中高強度の運動をするグループに結腸がん、女性では膀胱がんと子宮体がんのリスクが低下しました。また、中高強度身体活動は余暇、仕事、家庭、移動を含めて男性では結腸がん、女性では全がんのリスクが低下することがわかりました。厚労省では成人は中強度身体活動を1日60分以上

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2025年12月29日読了時間: 2分


牡蠣について
ご存知のように、今年の牡蠣は9割不作で、瀬戸内にある牡蠣の業者には痛手で支援策が施されようとしています。瀬戸内の兵庫県をはじめ、岡山、広島、香川、愛媛の各県に及びます。冬の牡蠣を楽しみにされていた消費者には、残念ながら今年の牡蠣は行き渡らないようです、原因はこれもまた地球温暖化で海中温度が高温だったためです。牡蠣は出荷には2~3年かかるそうで、やっと収穫できたと思っても、身のない牡蠣殻を見るのは情けない思いでしょう。牡蠣は亜鉛の補給食品としては貴重で、他の貝類と比較しても14mg/100gと断トツに亜鉛含量が多い貝になります。亜鉛の一日の推奨量は男性が9~9.5mg/日(30才~75才以上)で、女性は7~8.0mg/日(30才~75才以上)と摂取基準で決められていますが、令和4年の国民栄養調査では男性も女性も30才~74歳までの若い世代で不足していることがわかりました。不足分は1mg~2mg前後ですが、平均ですので、個人差が大きいと思われます。毎日牡蠣を食べると不足することはないですが、そういう食生活はできないため、亜鉛含量の多い魚介類、肉類、豆

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2025年12月22日読了時間: 2分


鰻と日本
鰻の捕獲量の規制に関して、世界が今、注目しています。日本では昔から、鰻が食べられてきて、江戸時代、平賀源内が夏の土用の丑の日に売り上げ不振に悩んでいた店の前に、「本日、丑の日」という張り紙を出して、鰻店の売り上げに貢献した話は有名です。古くは万葉集にも詠まれているようです。 日本ではほとんどが、かば焼きで関東は腹切れが武士の切腹を意味し、嫌われたことから、背から開きますが、関西では腹から開きます。関東では蒸しの調理法が入りますので、たれに浸けてそのまま焼く関西より身が柔らかいと言われています。昔から食べられた鰻には、DHAやEPAも豊富で、疲れた体に良いビタミンB 1 はかば焼きで0.75mg/100gも含まれており、肉(肩、脂身付き、焼き)と比較すると肉はTr(ほとんどない)です。恐らくかば焼き一人前で100gは食べられ、夏の土用の日の鰻は最適なビタミン補給食材です。しかし、世界でのヨーロッパ鰻やアメリカ鰻は、ぶつ切りにしてトマトソースで煮るイタリア料理、赤ワインで煮込むフランス料理やアメリカ南部名物のフライドイール(素揚げ)のような食べ方です

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2025年12月14日読了時間: 2分


中国料理
先日、卒業生と上本町の町中華にランチを食べに行きました。テレビでも放映されていたためか、開店と同時に人がなだれ込み、直ぐに満席になりました。 中国料理は主に4種類に分かれ、国土の大きさから、北京料理、上海料理、四川料理、広東料理に区別されます。訪れた料理店は、日本人に食べやすいように変化した中華料理で、色々な地区の料理が提供されていて、大変食べやすいものでした。四川料理の麻婆豆腐も辛くはなく、肉スー皮蛋巻(卵の薄焼きの春巻き)、鍋貼餃子(餃子は元々点心の仲間)も大きめ、広東料理の酢豚(本来は肉だけ)も野菜が入った日本風でした。元々四川料理であった干焼蝦仁(干焼は汁けがなくなるまで煮詰める調理法)が上海料理に伝わると、エビチリソース煮になり、この料理もありました。中国の国内での伝わり方で変化しており、中々奥が深く本来の中国料理は素材も調味料も違い、日本で食べる中華料理とはかなり違うと思われます。また、中国語のメニューでは素材と調理法が書かれています。 次に一体どんな食生活を送っているかを朝食で比較してみました。まず中国は自宅で食べる方は時間のあ

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2025年12月8日読了時間: 2分


牛乳は飲んでいますか?
カルシウム(以下Ca)と言えば牛乳とつながることは古いかもしれませんが、Caの補給は何から?毎日意識したことはありますか?毎年調査される国民栄養調査では、毎年不足しているミネラルはCaというのはご存知でしょう。しかし、毎日の生活の中でCaはどのくらい摂取できているかを気にしたことはありませんね。 小学校、中学校で摂取する給食では一日栄養素の約33%を摂取目標としていますが、Caだけは50%を採れることを目標にしています。給食のない休みに入ると、また、中学校を卒業すると、途端に児童たちのCaの摂取量は不足状態になります。成長期には特に必要ですが、高齢期にもCa不足は骨粗鬆症を起こし、骨折の危機に見舞われます。Caが不足した毎日を送っていると、Caの血液濃度の1%を満たそうと、副甲状腺ホルモンが脳に、Caが不足していますよと指令を出し、骨からのCaが動員されます。毎日Caが補給されていれば良いですが、不足して動員されたCaは排出されずに内臓に溜まり、結石の材料になります。体内に結石を貯める体質の人は、多分Caが足りない食生活だと思っています。「カル

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2025年11月30日読了時間: 2分







