認知症について
- マルフクメディカルフーズ

- 8月13日
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年齢を重ねてくると、認知症にはなりたくないと思うのは、私だけではない筈です。仲間内でも、軽度認知障害(MCI)かもと思われる方も見受けられるようになっているからです。認知症にならないようにと社会的なつながりを推進していますが、仕事をしないようになると、自然と頭の回転も低下してきますので、老化と認知症は誰も免れられない疾病かと思われます。そこで、最近の認知症治療に良いという報告がありましたので紹介します。
〇キンミズヒキという植物は黄色の細長い花のつながりが、金の水引に似ている事からこう名付けられました。昔から生薬として下痢止めや消炎等の目的で使用されています。この植物が老化抑制や疲労改善に効果があると言われる他に、この抽出物がβ―アミロイドの合成や凝集を抑制したという報告がなされました。ご存知のように、β―アミロイドたんぱく質は通常は分解されますが、脳内に過剰に蓄積すると脳の萎縮を起こし、認知症につながると言われています。この植物の抽出物はアグリモール・キンミズヒキという名前、或いはキンミズヒキという名前でサプリとして販売されています。
〇また、今私たちを悩ませているのが帯状疱疹ですが、子供の時に水疱瘡に罹患したことがあると、そのウイルスが体に残っており、環境が変化したり、ストレスが加わったりすると、出現してきます。色々な後遺症が重篤な場合もあるので、予防するため、二つのワクチンが勧められています。生ワクチン(ビケン)と不活化ワクチン(シングリックス)で、前者は一回ですが、後者は二回の接種で高齢者の年齢により市町村では補助金が出る、二回で約4万円もするものです。オックスフォード大学の研究チームにより、「Nature Medicine」に報告された内容は、この後者のシングリックスを接種した人と従来のワクチンの接種した人と比較して、接種した人の認知症のリスクが低下されることが示されました。また、別な報告でも認知症診断が、このワクチン接種により約20%も減少したことがわかりました。帯状疱疹も防御できるし、認知症予防もできるなら、受けることが推奨されます。認知症の軽い状況なら今は薬も開発されていますが、高価な薬で年間300万近いと言われています。私も真剣に考えています。












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