top of page

色々な報告

  • 執筆者の写真: マルフクメディカルフーズ
    マルフクメディカルフーズ
  • 11月9日
  • 読了時間: 2分

 日々、秋らしくなっていきますが、まだまだ暑い日もあり、扇風機を付けたりして、毎年毎年、衣替えが遅くなっているのを実感しています。

 日々の生活で、新しい研究報告は、私たちの未来に明るい目標が持てれば嬉しいことです。①食事の状況や食品の種類と食塩摂取量の関連について生態学的瞬間評価を用いて明らかにした初めての研究が、東京大学大学院医学系研究科から発表されました。18歳から79歳の日本人男女2757人によると、1食当たりの食塩摂取量は昼食や夕食、仕事や学校が休みの日、レストラン等の外食、誰かと二人でとる食事、秋や冬に多い一方、公園や車等での食事や夏に少ない傾向が見出されました。また、特に主食の麺類や汁物、漬物、加工された肉や魚介類(蒲鉾、ソーセージ等)、アルコールを含む食事で多い一方、減塩調味料、ハーブやスパイス、酢や柑橘類の果汁は次に多く、果物を含む食事では少ない傾向がありました。主食は米飯より、パン食の方が食塩摂取量は高くなりました。②朝にたんぱく質を積極的に摂取する事を目的とした「朝タンパク協会」が2025年9月に設立されました。朝、昼、夕に分けてバランス良く摂取することが必要ですが、多くの方が朝の摂取が十分ではなく、朝に毎食20gの摂取が推奨されています。実際、昼食や夕食には20g以上とれていますが、朝食は平均14.65gにとどまっています。代表の1人の藤田教授は「筋肉は夜間、睡眠中に分解される。そのため朝のたんぱく質の補給が重要。夜にしっかり食べるだけではだめで、朝、昼、夕に20g以上とらないと、筋肉量は維持できない」と言われています。③横浜市立大学医学研究科から、コロナウイルス感染症の後遺症であるブレインフォグ(認知機能の低下で頭に「もや」がかかった症状)に光明がさしています。この患者さんの脳では記憶や学習に深くかかわるAMPA受容体量の発現のバランスが破綻しているのではないかと考えられています。いわば、健常者よりAMPA受容体量が多く、語彙力や呼称能力、視空間記憶の保持能力が低いことがわかりました。この受容体の働きを抑える薬剤がブレインフォグ治療に使える可能性を示唆しています。まだまだ後遺症に苦しんでおられる方がいると知り、早く臨床試験が始まり、解決に至ることを望みます。

ree

コメント


この投稿へのコメントは利用できなくなりました。詳細はサイト所有者にお問い合わせください。
ブログバナー.png

マルフクニュース

bottom of page