中国料理
- マルフクメディカルフーズ

- 12 分前
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先日、卒業生と上本町の町中華にランチを食べに行きました。テレビでも放映されていたためか、開店と同時に人がなだれ込み、直ぐに満席になりました。
中国料理は主に4種類に分かれ、国土の大きさから、北京料理、上海料理、四川料理、広東料理に区別されます。訪れた料理店は、日本人に食べやすいように変化した中華料理で、色々な地区の料理が提供されていて、大変食べやすいものでした。四川料理の麻婆豆腐も辛くはなく、肉スー皮蛋巻(卵の薄焼きの春巻き)、鍋貼餃子(餃子は元々点心の仲間)も大きめ、広東料理の酢豚(本来は肉だけ)も野菜が入った日本風でした。元々四川料理であった干焼蝦仁(干焼は汁けがなくなるまで煮詰める調理法)が上海料理に伝わると、エビチリソース煮になり、この料理もありました。中国の国内での伝わり方で変化しており、中々奥が深く本来の中国料理は素材も調味料も違い、日本で食べる中華料理とはかなり違うと思われます。また、中国語のメニューでは素材と調理法が書かれています。
次に一体どんな食生活を送っているかを朝食で比較してみました。まず中国は自宅で食べる方は時間のある方、共働きが多い故、働き盛りの方は時間節約のため屋台で食べる事が多く外食です。朝早くから店が開いており、定番は豆乳に油条(何も入っていない揚げパン)を浸して食べる、或いは南方では粥や北方では麺類、その他饅頭(蒸しパン)、包子(肉まん、野菜まん)等です。日本のような食パンはありません。一元が現在約日本円で20円少し、朝食は10元未満で済ませているようです。中国では「朝食は良いものを食べ、昼食はお腹いっぱい食べ、夕食は少な目に食べ」という諺があり、一日中、食を大切にしています。中国の薬食同源が日本に伝わり医食同源と同じ意味に使われることがうなずけます。片や、日本の朝食は一汁三菜と言われていますが、洋風の方も多いし、色々な食形態がうかがわれますが、例えば「ご飯、味噌汁、魚の焼きもの、野菜のお浸し、納豆」等と実施されている方はどのくらいいるでしょうか?それに引き換え、フランスやイタリアではパンとコーヒー形態で、朝食のパターンは固定化しており、意外と甘いものしか食べなくて、ランチのためにお腹を空かしておくようです。これは病院食でも違うようです。それは次の機会で報告します。












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