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牛乳は飲んでいますか?

  • 執筆者の写真: マルフクメディカルフーズ
    マルフクメディカルフーズ
  • 11月30日
  • 読了時間: 2分

 カルシウム(以下Ca)と言えば牛乳とつながることは古いかもしれませんが、Caの補給は何から?毎日意識したことはありますか?毎年調査される国民栄養調査では、毎年不足しているミネラルはCaというのはご存知でしょう。しかし、毎日の生活の中でCaはどのくらい摂取できているかを気にしたことはありませんね。

 小学校、中学校で摂取する給食では一日栄養素の約33%を摂取目標としていますが、Caだけは50%を採れることを目標にしています。給食のない休みに入ると、また、中学校を卒業すると、途端に児童たちのCaの摂取量は不足状態になります。成長期には特に必要ですが、高齢期にもCa不足は骨粗鬆症を起こし、骨折の危機に見舞われます。Caが不足した毎日を送っていると、Caの血液濃度の1%を満たそうと、副甲状腺ホルモンが脳に、Caが不足していますよと指令を出し、骨からのCaが動員されます。毎日Caが補給されていれば良いですが、不足して動員されたCaは排出されずに内臓に溜まり、結石の材料になります。体内に結石を貯める体質の人は、多分Caが足りない食生活だと思っています。「カルシウムパラドックス」というコラムは既報していると思いますが、さて、我々の食材の中では、動物性の牛乳のCaが吸収しやすいと思われます。牛から絞った生乳は細菌に汚染されていますので、ホモジナイズ(均質化)してから、殺菌消毒をします。殺菌方法は低温保持殺菌法(63℃程度で30分間)、高温短時間殺菌法(72~78℃で15秒間)とあり我々には安全な状態で口に入ります。普通牛乳以外に乳脂肪分を取り除いた成分調整牛乳(低脂肪、無脂肪)や、加工乳(生乳、クリーム、脱脂粉乳を原料として成分調整する)、乳飲料(ビタミンや果汁等を加える)があり、Caの補給としては豆乳(約30mg/100ml)やアーモンドミルク(約30mg/100ml)より多く約3倍強の110mg/100mlも含まれています。推奨量は男性30歳以降が約750mg/日、女性は約650mg/日ですが、牛乳以外の色々な食材を摂取する必要があります。私は、毎日ではなく、週に3回、乳飲料一瓶/100ml(Ca700mg、鉄、ビタミンD、葉酸強化他)を骨粗鬆症予防にと気休めに飲んでいます。その他に豆乳、時にはアーモンドミルクや、ヨーグルトや乳酸菌飲料と気まぐれです。

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