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たかが納豆されど納豆

  • 執筆者の写真: マルフクメディカルフーズ
    マルフクメディカルフーズ
  • 12 分前
  • 読了時間: 2分

 この物価高の現在、3パック100円前後で買える納豆に注目したい。1パックは約40g~50gで同時に2パックを食べる方も居るでしょう。

 関東地方では昔から常食されていますが、関西ではそうは好かれない、言わば東高西低型で関西以西では関東と比べ骨折率が高いのは、納豆の摂食率と比例すると言われています。

納豆には糸引き納豆と、ひきわり納豆がありますが、他の大豆製品と比較すると木綿豆腐の100g中のカルシウムが93mgに対して糸引き納豆はほとんど変わらず91mg、ひきわり納豆は59mgとなりますが、骨折に関係するビタミンKは、木綿豆腐100g中6㎍ですが、糸引き納豆が870㎍、ひきわり納豆が930㎍もあります。糖質代謝に関わるビタミンB1やB2に至っては、B1の0.09mg、B2の0.04mgの木綿豆腐に対して糸引き納豆は0.13mg、0.3mg、ひきわり納豆は0.14mg、0.36mgと単位が10倍違います。

手軽に食べられる食材として、一日に1回は食べたいものです。納豆を作る納豆菌が作る産生物質の一つにナットウキナーゼがあり、血液をサラサラにするとは言われていますが、実際、血液凝固に関わるたんぱく質であるフイブリンの分解効果は認められています。そういう意味で、朝食より夕食で食べるのが良いでしょう。また、癌の予防にも良いという研究報告もあり、乳癌、大腸癌、胃癌、前立腺癌では効果があるようですが、すい臓癌では、逆にリスクを上げるという研究結果も出ているようです。また、大豆のイソフラボンは女性ホルモン様物質で、更年期に上昇するLDLコレステロールを低下させますので、更年期女性は納豆だけではなく、大豆製品をしっかり摂取してください。ナットウキナーゼのサプリもありますが、高価なサプリに頼らずとも、食品の方が手軽で安価です。健康にこれだけ健闘している納豆を見直すことが必要でしょう。毎日の摂取が習慣になっていない私は、冷蔵庫に欠かさないようにしていて食べるのに努力しています。


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